さてさて
今回は、大阪の「なにわ淀川花火大会」に行ってみました。
なにわ淀川花火大会
1989(平成元)年より開催されている花火大会。
大阪府大阪市淀川区の淀川河川敷、
新御堂筋淀川鉄橋から下流、国道2号線までが会場になる。
今年は第35回で、打ち上げ数は非公開だが2万発くらいのようだ。
19:30~20:30の約1時間打ち上げられる。
現地へ
現地へは車で行く。
本当は公共交通機関がいいのだろうが、混雑するであろう乗り物に車椅子では厳しいものがある。
なので、車を付近の駐車場に置いて、タクシー移動にするつもりだ。
当日は会場近くの宿を取っていたが、駐車場は使えないとのことだった。
こういう時こそ駐車場を使いたいんだがなぁ。
花火大会は夜7時半からだが、当然混むだろうと思って午前に着くように行く。
10時前くらいに現地に到着。
が、
会場近くの時間貸しパーキングは…
どこも、満車!!!
満車!!
満車!
…。
10時前ならまだ空いてるかと思ってたがあまかった!
全然当てが外れた。
いったいみんな花火まで何してるんだろ?
あちこち探し回って、ようやく空いてる所があった。
タイムズの田川北2丁目。
会場からは離れてしまったが、まだなんとか歩いて行ける距離。
料金も24時間最大440円でお安い。
ここからタクシーを呼ぼう。
が、
しかし、
ここでまた当てが外れる。
タクシーが捕まらない!
電話しても、出ない…。
出ても、回せない
と。
とりあえずまずは近くのコンビニに避難する。
そんな遠くないとこにあったので、助かった。
花火大会対策なのか、駐車場は半分使えなくなっていた。
電話してもタクシー呼べないので、泊まるホテルに頼んでみる。
が、
しかし、
7件聞いてみましたが、すべて断られました。
と。
これも当てが外れた…。
やむを得ず、ホテルまで車椅子押して歩くことにする。
炎天下で歩くことになるとは…。
午前中~チェックインまで
まずは泊まるホテルに行き、荷物を預ける。
泊まるホテルは
東横INN大阪阪急十三駅西口2
本当は、朝着いたら近くに車停めてタクシーで新大阪駅に行くつもりだっんだけど、全然ダメだった。
企画倒れだ。
まあ仕方ない。この経験を次回に生かすことにする。
時間はまだ昼前だけど、どうしよう。
どこかで休憩したい。
近くにあるホテルプラザオーサカに行ってみるか。
どうせここで昼食のレストランを予約しているし。
到着すると、花火大会の関係者っぽい人がちらほら。
まあ、こんな日だから、むしろ関係ない人の方が珍しいのかも。
昼食までは時間があるので、ラウンジに行く。
だが、ここのラウンジは入口が数段の階段になっていた!
こればいただけない。なんとか下りたけどね。
ここさえ突破すればあとは大丈夫だった。
席はこんな感じ。
ここでしばしくつろぐ。
ホテルプラザオーサカには、車椅子用のトイレが4階と5階にある。
行くためにエレベーターを使う。
来るまで待ち、扉が開いたので乗ろうとすると、
おっと!
台車を押したスタッフが割り込んで乗っていった。
まあ、まだスペースがあったので乗れたけど。
どうもテレビ局のスタッフみたい。
よほど急いでいたのか。
そんなこんなでお昼になる。
ここのホテルの和食レストラン「花伝」を予約していた。
こんな日だから混んでるのかと思ったが意外にすきすきだった。
昼食が終わると、チェックインの時間が近くなってきたので東横INNに戻る。
東横INN大阪阪急十三駅西口2
今回の宿は
東横INN大阪阪急十三駅西口2
駐車場は使えないと言ってたが、屋台のスペースになっていた。
そういうことか。
チェックインは会員だと15時だが、追加料金で早めることができる。
お昼終わってしばらくしたら入れるよう14時にした。
これで花火開始までゆっくり休める。
部屋はバリアフリータイプ。
ここで花火開始までテレビでも見ながら過ごす。
ちなみに、トイレはこんな感じ。
車椅子のままで大丈夫。
花火大会会場へ
花火大会の観覧は有料の観覧席のチケットを購入している。
アリーナシートというところ。
17時半過ぎくらいに会場に向かいホテルを出る。
外はだいぶ人が増えていた。
でも、車椅子で動けないほどではない。
会場は堤防の向こう側になる。
車椅子だとスロープがあるところから入るしかない。
ホテルから近いのは十三駅側のスロープ。
でも、アリーナシートに近いのは反対側の塚本駅側のスロープ。
会場の端っこと端っこだ。
行くには堤防の内側の道を通るか、外側を通るかだが、外側から行って塚本駅側のスロープから入ることにする。
十三駅側だと、無料エリアの人達や、出店の所で混んでるかもしれないから。
正解がどっちだかはわからない。
塚本駅側スロープへ向かい外側の道を進む。
歩道も車道も人がいっぱい。
おや?
救急車も来てる!?
誰か倒れたみたいだ。
その様子をTVの人が撮影してる。
頑張ってここまで来て病院行きとは不憫である。
行く途中には屋台もあったりする。
その周りはさらにすごい人。
こういう所は通るのがちょっと大変。
そして、ようやくスロープが見えてくる。
ここからはチケットがいるみたい。
チケットを持ちスロープを上って下って堤防の内側へ。
入場口があった。
やっと会場に到着である。
アリーナシート有料観覧席
会場に入り、アリーナシートのエリアに向かう。
行く道は所によってはかなり混んでいる。
堤防の土手のエリアも人がいっぱいだ。
人の流れに任せてしばらく行くと
あった!
アリーナの入口だ!
まわり込んで入るのはここから。
地面は未舗装になるのでちょっと動き辛くなる。
そしてアリーナの入口。
チケットを見せて、弁当、プログラムなどをもらい中に入る。
中に入ると席があるところにさらに入口があった。
関所がいっぱいだな。
ここがアリーナシートのエリアだ。
チケットは完売でなので、空き席が無いように座ってとのこと。
各々の席やテーブルスペースはあまり広くない。
こんな感じ。
車椅子では中の方には行けないな。
通路に近い所を確保する。
アリーナシートは弁当付きなので、花火が始まる前に食べることに。
箱がこれ。
中身はこうなっている。
写真撮る前に少し食べちゃいました。
エビフライとアナゴみたいなものが乗ってた。
そこそこお腹いっぱいになります。
食べきれなくて持ち帰る人もいるみたいでした。
あと、トイレですが、会場内にはバリアフリーの仮設トイレが一つある。
これが、アリーナシートからだとかなり遠い。
スタッフに聞くと、中央階段の向こうの納涼船の入口あたりで聞いてと。
一般の人は入れなくなってるので、言わないと使えない。
トイレはかなりの数があるが、女の人用は大行列だったから、そのままだとみんな使っちゃうだろう。
分けてもらっているのは安心である。
だが、
その肝心のトイレが水が出ないとの不具合で使えなかった。
やっぱ、最低2台はいるな。
花火大会
花火は向こうの方から上がるはず。
見やす方向に向きたいが、なにぶんスペースが狭い。
ちょっとずらしてなんとか見えるようにして待つ。
段々暗くなり、いよいよ開始時間。
音楽とともに花火が上がった!
みなさんスマホを向けて撮影してます。
プログラムによると、オープニングは「“起”望 〜開幕のファンファーレ〜」
使用曲が
ロッシーニ「ウィリアム・テル序曲」
幾田りら 「JUMP」
赤い花火や
緑の花火など
色とりどりの花火が音楽に合わせて上がります。
その後のプログラムは
「“祈”望 〜祈り、そして願う〜」
DREAMS COME TRUE 「その先へ」
Mrs. GREEN APPLE 「Soranji」
「“喜”望 〜喜びを一緒に〜」
ONE OK ROCK 「Wonder」
milet×Aimer×幾田りら 「おもかげ produced by Vaundy」
「“輝”望 〜輝く命を〜」
MISIA 「君の願いが世界を輝かす」
milet 「Fly High」
そして最後にグランドフィナーレ「“希”望 〜なにわの夜空に大瀑布〜」
安室奈美恵 「Hope」
エルガー「威風堂々」
上にも下にも花火の乱舞!
最後の「威風堂々」のフィナーレでは怒涛のごとく上がり
前を覆わんばかりのスターマインで終了
圧巻でした。
終了
終了したら、余韻に浸る間もなくそそくさと帰ります。
これだけの人が動き出すと身動き取れないだろうから。
来たルートを行くと出入口で足止め。
スタッフが拡声器で案内している。
このゲートはまだ閉鎖中で急いでいる人は十三駅方面に行くように
と
ずっと繰り返している。
それはわかりました。で、どれくらいで開けるのかを教えてよ。
と思ったりする。
待ってると、やっと開いたので帰れました。
行ってみて
花火は近くで見れて迫力ありましたが、早くから駐車場がいっぱいになるのは誤算でした。
タクシーも捕まらないので、これも予約すべきだった。
午前中はバタバタして予定通りにはいきませんでした。
泊まる東横INNのチェックインは早められるし、昼食はホテルのレストラン予約していたので、昼からはだいたい予定通り。
休む場所を確保できていれば大変ではありません。
人は多いけど、車椅子で動けなくなるほどではない。
有料のアリーナシート観覧席は思ってたより狭かったので良い場所が空いてないと厳しそう。
でも、そんなに無料なく花火鑑賞ができました。
ではでは
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