さてさて
年末で母親のデイケアがお休みになる。
そうなると、お風呂に入ることができない。
これでは年神さまを迎え入れることができないだろう。
そんなわけで、どこかお風呂に入れるところを探してみる。
そしたら、榊原温泉の「ラムちゃんパーク」なるところにバリアフリーの貸切風呂があったっちゃ。
空いてるみたいなので行ってみるっちゃ。
ラムちゃんパーク
三重県津榊原町にある福祉旅館。
「湯の瀬」と言った方がいいのかもしれない。
どの名称が正式なのか？
わからなければ「榊原温泉 湯の瀬 ラムちゃんパーク」とみんな入れれば通じるだろう。
榊原温泉は七栗の湯とも言われていて、清少納言の枕草子でも記されているらしい。
「湯は、ななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」
と。
三大名泉の一つということのようだ。
ただし、温泉街などがあるわけではない。
そして、そこの「湯の瀬」こと「ラムちゃんパーク」。
ここには、宿泊施設や温泉の他にキャンプサイト、BBQ場がある。
「ラムちゃん」と言うと「うる星やつら」かと思ってしまうが、どうやら違うようだ。
ラム肉からきてるみたい。
でも、多分、狙ってるんだろうな。
車で行くと、建物前と道を挟んだ反対側に駐車場があった。
反対側の方が広い。
みんな入っていくが、そっちではない。
障害者用は建物側にある。
でも、ほとんど空きがない。
建物の正面はこんな感じ。
「湯の瀬」とでっかく書いてあるが「ラムちゃんパーク」とは書かれていないな。
外には多目的トイレがあった。
入口はこう。
入るまで段さなどは無く車椅子のままで大丈夫。
中はこんなん。
おっ！売店にいたのは温泉むすめだ。
三重県の榊原伊都である。
この温泉むすめを女性蔑視だと言った人がいたらしいが…。
田舎レストラン「やまゆり」
湯の瀬1階にはもレストランもある。
中をのぞくとカウンター席が見える。
カウンターの他にテーブル席、奥には和室もあるみたい。
テーブル席まで車椅子でそのまま行ける。
利用した席がこちら。
メニューはこんなものがあった。
お値段もお手頃みたい。
あと、土日限定のラムちゃんメニュー。
田舎定食というのが看板メニューみたいなので、それにしよう。
その田舎定食がこちら。
サクサクの天ぷらなど、美味しいです。
貸切風呂
今回の目的は貸切風呂です。
貸切風呂は宿泊者用で日帰りでは利用できないらしい。
でも、日帰りプランで部屋も取れば利用できるとのこと。
なのでそれで行く。
ちなみに、日帰りの部屋はこんな感じだった。
バリアフリーの部屋でベッドは電動の介護タイプ。
で、貸切風呂。
エレベーターで3階に行くとある。
これがジャグジーの貸切風呂。
広々としている。
貸切風呂はもう一つあるようだが、車椅子ならこっちの方が良いとのことだった。
これが脱衣場。
そして、トイレ。
ジャグジーに入る時に利用できるリフトもあり。
福祉施設なので、車椅子でも使えるようになっている。
では、いよいよ貸切風呂のジャグジーへ。
リフトを使うなら、まず備え付けの車椅子にシートを敷き、その上に乗ってハーネスをリフトに掛ける。
そして、リモコンで上にあげると、乗った状態で吊り上がる。
手動でジャグジーの上まで移動させたら、リモコンで下に降ろす。
これの使い方を誤ると一大事になるので、説明をちゃんと聞いておこう。
リフトはそんなに難しいものではなく、ジャグジーで無事着水した。
しかし、ここからがちょっと大変。
ジャグジーはこうなっているが、
掴まるところが…ない！
入ってリフトから離脱すると、ひっくりかえってしまいそうだ。
ちゃんと入るにはちょっとコツがありそう。
そもそも、リフトから降りてはいけないのかも。
そういえば、リフト浴となっていたような…。
でも、とりあえず入浴はできました。
行ってみて
リニューアルして新しい施設みたいである。
介護施設ということなので、バリアフリーとなっていた。
売店はちょっと狭いけど。
大浴場は利用していないが、貸切風呂は大丈夫である。
ただ、ジャグジーの貸切風呂はリフトを使って入ることができるけど、入った後の掴まるところも付けてほしいところ。
宿泊か日帰りで部屋を取っておかないと貸切風呂は利用できない。
宿泊した方がいいのかもしれないけど、まわりに見所はあまりなさそうな静かなところだった。
ではでは
コメント