さてさて
函館にやってきた。
ここに来たら行ってみようと思ったとこがある。
五稜郭だ。
GWだと桜も咲いているみたいである。
五稜郭
幕末に箱館港が開港される事により、箱館奉行を設置するために築かれた城郭。
蝦夷地での外国との交渉や防御の役割である。
徳川幕府が大政奉還した後、箱館戦争では榎本武揚・土方歳三ら旧幕府軍の最後の拠点となったとこ。
この、箱館戦争というか、北海道独立戦争は旧幕府軍が負けちゃって五稜郭は開場しちゃったという。
要するに、城跡ということだな。
日本で初めての西洋式城郭で、死角のない星形をしているのが特長。
その形は銃撃戦の防御には効果がある。
が、榴弾が発展すると、
城壁で防御するより、榴弾砲で蹴散らしちゃえ
となってきたみたい。
あと、上からの防御は強いわけではない。
そんなわけで、あまり使われなくなったようだ。
ただし、その形の効果が無い訳ではない。
なにより、カッコいい!
なので、「空中要塞ゴリョウカク」となって空を飛んでも誰も文句はいわない。
たぶん。
五稜郭へ車で
今回の移動はレンタカーを利用。
函館空港方面から五稜郭を目指す。
近くなると、五稜郭タワーが見えてきた。
この日は2024年4月28日。
タワーの下には桜が。
あの桜があるところが五稜郭かな。
駐車場があるはずだが、何やら車の行列が。
こ、これは、駐車場待ちだ!
先が見えないくらい延々と続いてる。こりゃタイヘンだわ。
しかし、たぶんそうだろうと思ってたので、別のとこに駐車場は確保している。
タイムズBで予約しておいたのだ。
場所は千代台公園の隣。車椅子を押して移動するにはちょっと距離はあるが。
停められなければしょうがないので駐車場へ。
千代台公園の横に来ると駐車場の入口があった。
わかりにくいなぁ。
中に入り、予約した場所へ。
ここのようだ。
停められました。
五稜郭へ
車を停めた駐車場から五稜郭へ車椅子を押していく。
徒歩で20分弱の距離がある。
歩道をおちおち進んでいくと、人だかりが。
これは、ラッキーピエロだ!
函館名産ハンバーガーらしい。
豊橋で言うところのヤマサの竹輪みたいなものかな。
今は目的ではないので素通り。
交差点のところには案内があった。
「五稜郭公園」の方へ。
おぉ、五稜郭タワーが見えてきた。
近くまで来ると人も多い。
注意注意。
タワー前の交差点まで到着。
五稜郭タワー
高さ107mのタワー。
展望台から五稜郭を見ることができる。
実は2代目なんだそうな。
このタワー、ただ五稜郭を見るためだけにあるのではない。
ロボット形態の「タワーロボ」に変形して戦闘もするらしいのだ。
大きさ的にはほぼイデオン。
重機動メカみたいな感じだろう。
では、タワーに入ってみよう。
ここが入口。
お~。中はなかなかの混雑ぶり。
展望台に行くのにも行列だ。
まずはチケットを購入のため、列にならぶ。
車椅子のおかんは一緒に並ぶとタイヘンなので、障害者手帳を預かりテキトーにその辺にいてもらう。
窓の外には桜が見えるな。
ここは1ヶ月くらい季節が違う。さすがは北海道!
うねうねと行列を進んで、チケットカウンターに到着。
障害者割引でチケットを購入完了。
今度は車椅子のおかんも連れてエレベーターへ。
こっちも行列。
向こうにあるのがエレベーターだな。
まだまだ先は長そうだ。
列を進んでくと、床が透明のところがあった。
そこにあるのは、おっ、五稜郭だ。
やっとエレベーターの前についた。
エレベーター到着までしばし待ち、展望フロアまで上がります。
ここが展望台だ。
窓際は人だかり。
退くのを待ってから窓際へ行くと
五稜郭が見えた。
桜も咲いてます。
ここには、五稜郭の模型、
土方歳三の像
五稜郭の歴史などの展示
があります。
土方歳三は人気のようです。
一緒に写真撮る人がたくさん。
展望台をひとまわりしたら下に降りよ。
普通は階段でひとつ降りてからエレベーターに乗る。
しかし、車椅子は階段は無理なので、この階からエレベーターに乗っていい。
1階についたら売店をちょっとみてみる。
おや?こんなんが。
初音ミク?
いや、雪ミクというらしい。
北海道限定みたい。コラボしてるんだ。
五稜郭入城
タワーから外観を見たので、いよいよ五稜郭内部に侵入する。
出っ張りの横にある一の橋に向かう。
半月堡というのか。ドリルじゃないんだな。
ここが五稜郭公園の入口だな。
下は舗装されていないので車椅子は動き辛い。
あそこの人がいっぱいとこが一の橋みたい。
このあたりからも桜が見れる。
橋の手前には五稜郭の石碑の案内図。
そして一の橋を渡る。
橋を渡ったところが半月堡。
向こうに見えるのが二の橋だな。
その橋を渡り本体に。
「箱館奉行所」と書かれた門を通過。
今度はトンネルみたいなのが。
たぶん、藤棚だろう。
通過した先は左の方へ行き、中心部へ向かう。
ここらあたりからは舗装されていて、車椅子でも楽ちん。
建物が見えてきた。
奉行所というところである。
でも、そこには寄らず、まずはお花見。
桜があるっぽい左の細い道へ。
ちょっと遅そうだが、まだ十分な見ごたえ。
さらに先に行く。
また未舗装になってしまうが、土塁の上の方に桜がたくさんある。
車椅子だと上には上がれない。
上がったとこからの景色はこんなん。
桜吹雪だ。
入ってきた二の橋とちょうど反対側あたりまできた。
このまま一周するコースでもどろう。
この先も桜が咲いている。
土塁の上も桜並木。
さっき藤棚過ぎたあたりに戻ってきました。
もと来たルートを戻ります。
そして一の橋を渡った後は道路沿いの桜がたくさん咲いてる方へ行ってみる。
周囲は歩道があって車椅子でもうごきやすい。
中では、シートを敷いてお花見の人がたくさんいます。
ここいらはBBQなんかもできるエリアらしい。直火はダメだけど。
一通り巡って駐車場に戻ります。
行ってみて
舗装してない所もあるのけど、それを承知の上なら車椅子でもなんとかなるでしょう。
もっと広大なところかと思ってたが、そんなでもなく、一周するのにもそんなに時間はかからない。
桜が咲いてる堀の堤みたいなとこは車椅子で登れなかったりするので、どの辺りに行くかは前もって確認しておいた方がいいかな。
GWの時期は混雑しているので、そのつもりで行かないといけない。
近くの駐車場だとかなり待たされそうだし、五稜郭タワーの展望台も行列。
そのつもりで行かないと。
今回は利用しなかったけど、付近の駐車場には障害者用があるみたい。
車椅子で入れるトイレも、五稜郭タワー内、五稜郭公園内にあり。
なので、車椅子でも困る事はないでしょう。
移動にがんばれば。
ではでは
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